暗黒ループ歌の主映画『崖の上のポニョ』を見て参りました。
海の表現がもの凄かったです。
幼少時代を三陸の小さな港町ですごした者としましては
あの嵐のシーンはマジで足元がわなわなと震えるような怖さを感じましたわ。
(いや、ほんと、嵐の海は魔物のようですからね。怖いんですよ)
と同時に、荒れ狂う波の上を駆けるポニョに
妙な爽快感を感じましたねぇ。
「オラ、行けーーー」みたいな(笑)。
他は…まぁ…可もなく不可もなく、って感じでしょうか。
「母と子」の物語らしいのですが、あんまりそんな感じはしなかったような。
それよりも生身の母としては
これから先、日々成長していくポニョと宗介の未来に
下世話な心配をしてしまうのでした。あははは。
ところで、ポニョの実の名は「ブリュンヒルデ」ですって。
うん?ワルキューレなのか?そうなのか?
確かにフジモトはヴォータン的役回りだな。
と思ったら、
公式サイトで認めてました。
宮崎監督がこの作品の構想を練っている最中に
BGMとして良く聴いていた音楽が
ワーグナーの「ワルキューレ」の全曲盤だったって。
あぁ…そうね、あの嵐のシーンとか…ピッタシかも。
さて。
見終わって時間をおいて思い出してみると
フジモトに一番惹かれてるかも。
彼の日常とか、海の住人となったいきさつとか
知りたいわぁ(笑)。