東京国立近代美術館の「
東山魁夷展」に行って参りました。
全く知らなかった「建物」や「窓」を描いたシリーズや水墨画等
興味深い物がありましたが
やはり「白馬のいる風景」や
『冬華』『月篁』など「日本の風景」を描いた物に惹かれますね。
唐招提寺の御影堂障壁画(一部)をも素晴らしかったです。
これ、全て実際に唐招提寺で見てみたいものです。
絶対無理でしょうけど。
国立近代美術館に来たならば寄らねば損だろうと
工芸館へも足を伸ばす。
相変わらず素敵な建物。
中に入ってうっとり。
階段を上ってまたうっとり。と
展示物より建物本体に悦る。
開催中だったのが「花と人形」展だったので
もしかして…とは思ってたのだけど
四谷シモンの「
解剖学の少年」と
吉田良の「すぐり」を再び見れたのはラッキー。
好天だったのでそのまま北の丸公園をぷらぷらと抜けて
九段下方面で食事して帰ろうかと思たのだけど
同行のムスメが靖国神社に行った事が無い、というので
参拝しましょうとデカい鳥居をくぐる。
そして見てしまった「幕末維新展」の看板…。
「見る〜〜!」というムスメの一声で軽い気持ちで「
遊就館」へ。
「遊就館」、初めて入ったのですが……ここは凄いですわ。
とりあえず1階玄関ホールに鎮座する
零式艦上戦闘機やら
C56型31号機関車やら
89式15糎加農砲やらに度肝を抜かれ
その勢いのまま中に入ったのですが。
後は、もう、戦争の歴史の大展示ですよ。
重かったわぁ…
殊にラストの戦没者の遺影が壁面いっぱいに並んだ3部屋は
胃のあたりがキューっと締め付けられるような感じがして
足早に駆け抜けさせていただきました。
重すぎ。
そんなこんなで図らずも展覧会を3つはしごしてしまった無謀。
激疲労。足だるだる。
風呂上がりに足の裏に湿布はって、バタンきゅ〜でございました。